レモンバームは、ディオスコリデス(薬理学・薬草学の父)の時代から知られる芳香植物で、様々な伝統的な薬草として広く用いられてきた。レモンと柑橘系の心地よい香りはミツバチを引き付けるほか、エッセンシャルオイル、フラボノイド、ロスマリン酸、タンニン、トリテルペンなどの物質による医薬的価値も示唆されている。
ヨーロッパでは伝統的に、精神的ストレスや消化器系の問題の症状を緩和するためにレモンバームが使われてきた。
参考論文:Grigoriadou, K., Krigas, N., Lazaris, D., & Maloupa, H. (2013). "FEATURED GREEK HERB BLENDS FOR HIGH QUALITY BEVERAGES: Documentation and market research for dried herbs".