ローズヒップ

ローズヒップは、バラの花びらのすぐ下にある、小さくて丸い緋色の擬似果実。ローズヒップは先史時代の集落で発見されてから、古代ギリシャ人、ローマ人、中国人、ペルシャ人など多くの古代人に使用され、その効能が評価されてきた。世界中に数百種のバラがあるが、ローズヒップの研究は、ヨーロッパに多く自生する低木、ロサ・カニナ(イヌバラ)を中心に行われている。

ビタミン豊富、免疫力アップにつながるハーブ

他の果物や野菜と比べて、ローズヒップはビタミンC、ビタミンB、ビタミンE、ポリフェノール、カロテノイドを多く含む。ローズヒップの貴重な成分はすべて、免疫システムの強化と保護に役立つと言われている。

監修:Lela Vavouraki博士

参考論文:Grigoriadou, K., Krigas, N., Lazaris, D., & Maloupa, H. (2013). "FEATURED GREEK HERB BLENDS FOR HIGH QUALITY BEVERAGES: Documentation and market research for dried herbs".