ローズマリー

ローズマリーの名前の由来であるラテン語名「Ros marinus」は海の露を意味し、この植物がアフロディーテと共に海水から現れたという神話に由来する。古代ギリシャやローマでは、記憶力を高めるために使われていた。ヒポクラテス(医学者)、ガレノス(医学者)、ディオスコリデス(薬理学・薬草学の父)は、肝臓の不調にもローズマリーを推奨した。

記憶のハーブ

ローズマリーの抗酸化作用と抗炎症作用は、ロスマリン酸やカルノシン酸などのポリフェノール化合物によるところが大きく、脳に有益な神経保護作用を持つと言われる。

監修:Lela Vavouraki博士

参考論文:Grigoriadou, K., Krigas, N., Lazaris, D., & Maloupa, H. (2013). "FEATURED GREEK HERB BLENDS FOR HIGH QUALITY BEVERAGES: Documentation and market research for dried herbs".